監督・脚本・編集●鶴岡慧子 つるおか・けいこ
1988年生まれ、長野県出身。
立教大学在学中から映画を撮り始め、卒業制作としてつくった初長編監督作品『くじらのまち』(2012)が、自主映画コンテストPFFアワード2012においてグランプリを受賞、その後 釜山国際映画祭やベルリン国際映画祭など各国の映画祭にて上映される。2012年に東京藝術大学 大学院 映像研究科 映画専攻 監督領域に入学。大学院在学中に長編2作目となる『はつ恋』(2013)を監督、同作品はバンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーアワードにノミネートされた。その後、修了制作として『あの電燈』(2014)を監督し大学院を修了。第23回PFFスカラシップに選ばれ監督した最新作『過ぐる日のやまねこ』(2015)は、ユーロスペースにて公開された。
Staff|スタッフ
【スタッフ】 | ||
プロデューサー | : | 伊達 浩太朗 |
アソシエイトプロデューサー | : | 川津 彰信 |
助監督 | : | 栗本 慎介 岡田 匡未 |
撮影/照明 | : | 小川 努 |
録音/整音 | : | 中野 弘基 |
制作応援 | : | 西尾 妃南子 佐藤 朋枝 |
photo by | : | 松島 鉄也 |
【音 楽】 | ||
劇中歌 | 「テーマ」 作詞・作曲/黒木渚 「金魚姫」 作詞・作曲/黒木渚 「あしかせ」 作詞・作曲/黒木渚 「うすはりの少女」 作詞・作曲/黒木渚 「はさみ」 作詞・作曲/黒木渚 「窓」 作詞・作曲/黒木渚 | |
エンディングテーマ | 「テーマ」 歌/黒木渚 (ラストラム・ ミュージックエンタテインメント) | |
【撮影協力】 | ||
下北沢アレイホール | ||
赤松 立太 | ||
坪井 美香 | ||
プカラス絵画教室 | ||
村上 弘人 | ||
学校法人江戸川学園 江戸川大学 | ||
筒井 秀夫(流山市フィルムコミッション) | ||
栗本 慎介 | ||
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所 松戸出張所 | ||
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所 三郷出張所 | ||
千葉県 県土整備部 東葛飾土木事務所 | ||
【協 力】 | ||
株式会社ラストラム・ミュージックエンタテインメント | ||
加茂 啓太郎 | ||
アソブロック株式会社 | ||
田家 大知 | ||
有限会社 Y.D.S. | ||
【宣伝デザイン】 | ||
武藤 留衣 | ||
【HPデザイン】 | ||
浦嶋 嶺至 | ||
【配給協力・宣伝】 | ||
岩井 秀世 | ||
【製作・配給】 | ||
株式会社タイムフライズ | ||
【監督・脚本・編集】 | ||
鶴岡 慧子 | ||
©2015 タイムフライズ | ||
【2015年/日本/95分/カラー】 |
監督の言葉
黒木渚さんのライブを聴きに行き、細い身体・長い手足の全部をつかって歌う彼女の姿を見て、決して特別であろうとしない、恥ずかしさやかっこ悪さも全てひっくるめた「そのもの」を肯定しようとする、そんな姿勢に感銘を受けて私なりに紡いだのが『うつろいの標本箱』です。
決して特別な日々を生きているわけではない人物たちが、どこかでただすれ違ったり、すれ違う中で出会ったり、それが最後だとは知らずにすれ違ったりする、そんな日々の暮らしに当たり前にある瞬間を、15人の俳優たちと描いてみようと試みました。